まほ界一般魔法使い化

まどさん&nさんとイメージ貰って一般魔法使い化するやつを話してたらいとしくなったのでメモ。

 

 

●概要

年齢:見た目20才位で止まった30代
身長:175cm
出身:西の国の田舎町
家族:人間の両親と妹
職業:泡の町でオルゴールなどを作る雑貨屋(修理屋)
性格:人間差別が強く、マホバレに対する警戒心が強い。性質は西なので自尊心が高く楽しいことが好き。
一人称:対人間は「私」、対魔法使い・心を許したひとには「俺」

「魔動装置は壊れやすくて大変でしょう。私でよければいつでも直しますよ」
「いらっしゃい。どうぞ、見ていって。紅茶も淹れますから!全部俺の自信作で……あ、修理の依頼ですか」
「大丈夫!?今、人間に見られてただろ!?俺が気を引いてるうちに、きみは逃げて!」


●生い立ち

生まれたころは魔動装置が身近ではなかったが、徐々に都会から商人がやってきて一般家庭に導入され始めた(家電のようにいう)時代に育つ。
金属加工の魔法が得意なのと手先が器用なので、趣味のオルゴール作りの傍ら魔動装置の修理を請け負って家計を支えていた。

20才のころ、2才下の妹が近所の幼馴染と結婚するとなり、魔法使いの自分が縁談の邪魔にならないよう家を出る。

両親も妹も、妹婿の家族もそんな必要はないと言ってくれたが、魔動装置の商人らと接するなかで心無い一部の人間による魔法使いへの偏見や、「石」としか見ていないことなどに憤りや疲れを感じていたので……
いつかこの愛すべき家族にも自分が切り捨てられるのでは、という被害妄想から逃げるようにして家を出たよ。
魔法使いの知り合いが一人もいなかったので、長寿に対する漠然とした不安や、自分は人間とは違うという時に羨むような時に見下すような感覚をだれとも共有できず、心の中で育ててしまっていたみたい。根暗だね。

でも楽観的で刺激の大好きな西の魔法使いなので、どうせ出るならと都心へ進出。
人間のふりしてアパートを借りて、富裕層向けにオルゴールなどを売って細々と生計を立てていた。
いろんな人種の人間たちが行きかう都会は隠れ蓑のようで居心地よかった。
――が、運悪く反魔法使いの人間の前でマホバレしてしまい追い出される。
(なにがあったんだろう?このときにとても「人間差別」意識が植え付けられてそう)


●魔法と今の仕事のこと

魔道具:オルゴール
得意魔法:金属加工
マナエリア:自分の雑貨屋兼工房
アミュレット:金属や石をつかったボタン

オルゴールや革小物、アクセサリーなど金属加工の魔法で作れるものを作っている。
(シリンダーやバックルなどの留め具は魔法で作れるが、それ以外は手作業)
金の真贋は触れたらわかる程度の金属専門。

なんやかんやあり、逃げるようにして泡の街へ。蚤の市周辺は店の入れ替わりが激しく、元締めのティメオに気に入られさえすれば簡単に出店できたので助かった。
(金の真贋をいつでも無料でやることを条件に出したら一瞬だった)
しかし泡の街では雑貨が売れにくい。自作品ばかりでアンティークの値打ちものでもないので、骨董品マニアが集まる蚤の市では不利だった。
田舎にいたころの技術を生かし、魔動装置の修理を請け負ってみたらこれが評判を呼び、最近はもっぱらこればかりやっている。
自分でも人間に媚びてお金をもらっているなあ……と思っているので、他の魔法使いには知られたくない。


●魔法使いの友人

・お隣のジュース屋さん(まどさん)

月光樹の実入りの光るジュースなどをアロハで売っている。
陽気で明るく、人間への恐怖心もそんなに持っていなさそうだから勝手にすごく心配し、ことあるごとに「大丈夫ですか!?」と隣からジューサーを爆破させ人間を散らせ、「もう安心だよ」と救った気になって修理までを請け負うのが一連の流れ。
まどさんは優しいので笑ってカモフラに「魔動装置故障のため臨時休業」の紙を貼ってくれる。
たぶんありがとうのお礼ジュースまでくれる。
シオがピンチのときは自らジューサー爆破してくれて、ティメオが来たら「花火大会です!」と言い逃れをしてくれた。


・夜に来る橋渡しのお客(nさん)

昼間は寝ているらしいので夕暮れ以降にふわふわとやってくる。
初めてきたときは2倍光っていた。(ジュース屋の月光樹2倍デーを満喫してきたな)
修理かなあと思ったら、睡眠用のオルゴールがほしいといわれテンションが上がって即心を開いた。
ときどきやってきては軽量化やタイマー機能のオーダーをつけていくので嬉々として応えるが、一番重要な「快眠」だけは専門外の魔法で応えられない…。悔しい。
2回目は箒に乗ってこっちに手を振ってきたのが見えたので、店の外をサッと見渡して首元引っつかんで店に引きずり込んだ。(150cmちっさい)
あまりの形相だったからか、3回目からは目立つ帽子を脱いで徒歩でやってきてくれる。

 

●nさんが描いてくれた!

かわいい!!!
めっちゃ楽しみました。そして自分が人間による魔法使い差別が好きすぎて、逆に人間差別をしていることに気がついてこれもめっちゃ有意義でした。